フロントガラスが割れたままの走行は、前方の視界を著しく損なう恐れがあります。
「前はちゃんと見えてるから運転しても大丈夫でしょ！」という方もいるかもしれませんが、実はガラスのひびを放っておくと……

自動車のフロントガラスは、車が走行するときにかかる風圧などの衝撃に耐えられる強度を確保できるように、3層構造で作られていて、3層で一枚の強度を保てるように圧縮して作られています
傷が付くまではとても頑丈なフロントガラスですが、ヒビが少しでも入ってしまうと途端にもろいものとなってしまうのです。

もし走行中にヒビが広がって前が見えなくなってしまったら、安全に停車できるでしょうか。
追い越し車線を走っているときや、高速道路を走っているときに前が見えなくなったら、ほかの車両を巻き込む大事故につながるおそれもあります。
車の運転はなによりも運転者自身の安全が最優先事項です。
なんのきっかけでキズが広がるかわからない以上、早め早めに対応をしておくべきと言えます。